天候:曇り
気温:9℃
今朝、8時10分頃会の駐車場に着きました。4番目に到着でしたので駐車場は空いていました。
教室に入ると、数名の方々が準備をされています。8時には準備完了しているようですので、皆さん朝早くから本当に大変です。我々は、行くと既に整った教室でそば打ちを開始できます。それも、幹部の方々の事前準備のお蔭です。感謝・感謝です。
今日は、1.0kgを2から3回打とうと思います。粉を変えての挑戦と、段位認定試験対策のために時間を測りながら打つことにします。2段の段位認定会が石狩市で4月末に開催されます。昨年、同会場で初段を受けたので、ちょうど1年が経過します。あれから1年です。
2段位は、初段と同様の時間で1kgの粉で40分以内に仕上げるということですので、初段同様に時間管理が重要です。時間を測りながら打つことは、普段は行わないので、段位試験用の練習が必要です。1年前のこの時期に、初段試験のための練習では、時間内に終わることができませんでした。本番で始めて時間内に終了したという記憶が蘇ります。
そば粉のチャレンジは、1回目は、先日長万部で購入した奈川産在来種にチャレンジです。長野県の奈川(野麦峠)産の在来種で、幻のそばと言われるそば種を、北海道の黒松内地区で再生したそばだそうです。黒松内は長万部の隣町ですので、長万部の大会に準備されたようです。このそばの味が楽しみです。
2回目は、山形県の次年子で仕入れたドラム粗挽き粉のお蕎麦屋さんの粉で、お蕎麦屋さんの店主は、湯ごねでないとつながらないと言われていた粉です。これを、水でつながらないかにチャレンジしてみます。
3回目は、会社の同僚に頼まれているので、教室の粉で1kgを打ちます。これは、しっかり打って提供します。
<1回目>
そば粉:長野県奈川産在来種をのそば粉(長万部で購入したもの)
品種:長野県奈川在来種
製粉:2016年3月 石臼挽き
重量:1.0kg
加水量(率):480ml(48.0%)
<2回目>
そば粉:山形県大石田町来迎寺そば
品種:来迎寺在来種
製粉:3月14日 ドラム挽き
重量:1.0kg
加水量(率):最初500ml その後50ml追加で550ml(55.0%)
<3回目>
そば粉:札幌新川そばの会のそば
品種:キタワセ類似種
製粉:2016年3月 石臼挽き
重量:1.0kg
加水量(率):470ml(47.0%)
1回めと3回目は成功です。1回目の時間は、50分でした。あと10分短縮が必要です。3回目は、途中で時間が分からなくなり測定できませんでした。
2回目の来迎寺在来種のドラム粗挽きの水でのつなぎは、大失敗でした。水を加えこの程度で良いと括りましたが、ひび割れてしまいました。これを細かくし再度水を加えましたが、この水はそばには回らずに、カチカチのそばの塊が、トロトロのそばの塊に大変身です。初めての経験でした。
その水の量は50ml程度だと思います。
このそば粉は、そば粉の粒子が揃っていて、一気に篩を通る粉でした。手で掴んでもしっとりとまとまらない、さらっとした粉でした。最初の水回しが不十分であったのだと思います。これでまとまると思ったのですが、こねるとひび割れました。ここで、少し置いておき水が回るのを待つという方法があったかもしれません。あわてて、水を加えたので、余分な水が浮きだしてトロトロになりました。難しい粉でした。この経験に近いのは、福島の山都で購入した粗挽き粉ではないかと思います。粗挽き粉はこんな感じなのかもしれません。こちらも1回目は失敗でしたが、2回目は何とかなりました。水の量を良いと思った量から少し足してやると良いというのを思い出しました。残りが1kgあるので、次回に再チャレンジするか、湯ごねしてみるかは考えます。このそばは、お店でいただいた際に大変美味しかったので、何とか食べられる状態にしたいです。
このそば粉は、そば粉の粒子が揃っていて、一気に篩を通る粉でした。手で掴んでもしっとりとまとまらない、さらっとした粉でした。最初の水回しが不十分であったのだと思います。これでまとまると思ったのですが、こねるとひび割れました。ここで、少し置いておき水が回るのを待つという方法があったかもしれません。あわてて、水を加えたので、余分な水が浮きだしてトロトロになりました。難しい粉でした。この経験に近いのは、福島の山都で購入した粗挽き粉ではないかと思います。粗挽き粉はこんな感じなのかもしれません。こちらも1回目は失敗でしたが、2回目は何とかなりました。水の量を良いと思った量から少し足してやると良いというのを思い出しました。残りが1kgあるので、次回に再チャレンジするか、湯ごねしてみるかは考えます。このそばは、お店でいただいた際に大変美味しかったので、何とか食べられる状態にしたいです。
段位試験に向けて、練習時間が余りありませんので、本日時間を見ながらやってみました。しかし、試験の時のように集中できません。時間管理に関しては自宅で少し練習が必要かもしれません。
【本日の教え】
K名人から、「切が変だよ。」と指摘されました。包丁が直角に入っていないということです。本人は真っ直ぐ入れているつもりでした。しかし、良く考えるとここ何回か切り巾が纏らないという状態でした。ご指摘いただいたのは、包丁を落としながら傾けているから、斜めに包丁が入っているという指摘でした。切り終えてから包丁を傾けているつもりでしたが、そうなっていないということです。確かに駒板に包丁がピッタリとくっついて包丁が下に落ちていないようです。途中で斜めになっていました。時間を気にし過ぎるあまりに、切りながら駒送りをしていたようです。切り終えたそばの切り巾にバラつきが多く、安定していませんでした。
「包丁を駒板にそって落としてから、駒を送る動作をし、その状態から包丁を持ち上げると、包丁がそばから外れたところで包丁と駒板が当たるので、その音が聞こえる。この音を合図にまた包丁を駒板に沿って落とすという一連の動作が重要である。」「包丁と駒板がくっついていないと安定しない。常に包丁と駒板が密着していることが重要。特に切り終える最後の段階では、駒板の傾きに合わせて、包丁も斜めに入っていく。そうしないと、最後まで安定した切ができない。」と言うことを確認しました。
おかしな結果になっている場合には、基本に戻って考え直さないとダメなのだということを再確認です。別のことに気をとられると基本を忘れてしまうのです。