札幌そば研究センター

2016年1月24日日曜日

(記録)つゆ造り(8) 辛つゆ と 甘つゆ

2016年1月24日(日曜)

朝からジムに行き、夕方帰宅後につゆを造りました。
辛つゆと甘つゆと、それぞれ別々にだしをひきました。また、次回用でかえしも造りました。
辛つゆと甘つゆ共に用いた「かえし」は昨年11月26日に作ったものを用いています。


<辛つゆ⑫>
【だし⑨辛つゆ用】 
鰹節       200g
始の水量   3000ml
上がり水量   1475ml
歩留り   49.2%
鰹比率   13.6%

【辛つゆ】
だし      1475ml
かえし⑤    500ml

<甘つゆ③>
【だし⑩甘つゆ用】
鰹節         50g
宗田鰹節      50g
鯖節          50g
ムロアジ      40g
始の水量   3000ml
上がり水量   2000ml
歩留り    66.7%
鰹比率     9.5%

【甘つゆ】
かえし⑤   230ml
だし⑩    2000ml
昆布だし   200ml
酒       100ml
味醂      80ml


辛つゆと甘つゆの節は、札幌市の大熊商店より購入。
味醂:九重櫻/九重味醂株 
清酒:貴造仕込み/小山本家酒造
昆布:利尻産昆布


<かえし⑥>
醤油/生醤油/安藤醸造          1000ml
砂糖/きび本搾り砂糖/中日本氷糖㈱  190g
味醂/九重櫻/九重味醂株         220g
米酢/純米醸造 富士酢/株飯尾醸造  100g

材料は、基本的に有機栽培を用い、どうしても無い物は、原料が明らかな物を用いています。
特に、醤油は生造りで、何も混ぜ物が入っていない醤油です。安藤醸造偉いです。この醤油が本当の醤油の味を出します。「●膳」醤油は混ぜ物だらけです。また、砂糖はあえて、ミネラル豊富な物を用いています。江戸時代は精製できないので、ミネラル豊富な砂糖を使用していました。今のそば屋が用いる砂糖は、近代化以降の安価な砂糖を使用しております。これが蕎麦つゆ用という砂糖は怪しいのではないかと思われます。ミネラルを取り除いてしまっており、本当の味では無いのではないかと思われます。

今日は、甘つゆで暖かい蕎麦をいただきました。甘つゆは、美味しかったです。
左;甘つゆ  右;辛つゆ

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