2015/04/11/土
天候:晴れ
気温:13度
場所:札幌新川そばの会
そば粉:きたわせ
製粉:札幌製粉
特記:2週間前に製粉されたものを使用することで、普段と異なる粉の状況で水回しをし、適正加水量の感覚を得るため
そば粉量:700g×2回
本日のそば打ちは、初段試験のための練習を2回実施しました。
1回700gのそば粉(生粉打ち)で練習しました。
いろいろと記録を書いておきたいが、右手が不自由でキーボード操作が面倒です。
右手を負傷し、使えなーーーい。
指先を下にすると、ズキズキしまーーす。
今日は、そば連の後にフィットネスで7時間ほど汗を流す予定なのに、Drストップが。
そば切り包丁で、右手の小指と薬指を切ってしまった。。
私の不注意で、ほんの少し触れただけなのに、スパッと切れました。有村の包丁の切れは抜群です。
そば道場の近くに整形外科があったので、そこに連れて行っていただき(先輩、ありがとうございました。)、処置して帰ってきました。
教訓です、包丁は細心の注意をもって扱うことを、再認識すること。決して、大丈夫と思わずに注意に注意して扱うべし。
今日は、教室に着くと会長から、ネギと包丁を渡され、空中で薄く切ってごらんと言われてチャレンジ。
「力を入れると切れないでしょう」と言われ、その通りの結果に。「力を抜いて包丁の重さで切ってごらん」と言われやってみると、薄くスッーと切れる。
「そばを切るときに包丁の重さで切る感覚がつかめるよ」といわれ、1本を最後まで切ってみた。なるほど、包丁の重さで切る感覚が何となくつかめました。
切ったネギは、水に晒し、はしでバラバラにし、そば打ち後の試食でいただきました。
蕎麦屋さんでは、ネギをまな板に置かないで切る方も居ると言います。その理由は、ネギを置いて切ると潰れるのでネギの嫌な臭いを出さないためだと言われます。この理由も正しいのかもしれませんが、事の始まりは、包丁の感覚を掴むための練習方法だったのではないかと思われてきました。
実際にやってみた感想は、包丁の刃先とネギが触れ、その瞬間に力を入れずに滑らせると切れる感覚が得られます。私は、ネギの押し切りは麺切り包丁の練習から生まれたのだという説を強く押します。
前々回のそば打ちのそばと、前回のそば打ちのそばとで、そばの角の立ち方が異なっていました。前々回の包丁は力で押して切っていたと思われます。前回は、指導いただいたK氏から、「麺の上に刃先が来た感覚を得たら、前に滑らすと力を入れずに、包丁の重さで切れるよ」と指導いただきました。
前回、それを見ていた会長が、遠くで何か言われていました。そして、本日、わざわざネギと包丁を用意してくださいました。これでやってごらんと、渡されたネギ、包丁とそのお気持ちに、感謝感謝であります。
ここまで書いてきて、一つ仮説が生まれました。
(仮説)麺体を力任せに押し付けて切ると、切角が潰れ角が立たないのでスッキリした触感と食感を得られないが、包丁の重みで切ると麺に角が立ち、キリッとした触感と食感が得られるというもの。
(仮説の検証方法)次回の、新川そばの会のそば打ち(初段試験後)に、同じ麺体で別々の切り方をして触感と食感を確認する。
そうでした、今日は包丁に始まり、包丁で指まで切って終わってしまいました。指をけがして、その後の片づけも自身で出来ず指導官のK氏にご迷惑をおかけしてしまいました。ありがとうございました。
病院にお連れ頂いた先輩にも感謝申し上げます。ご心配をおかけした皆様に感謝申し上げます。
2週間で怪我を完治し、初段合格を目指します。