2015/04/25/土 北海道石狩市の、そば打ち段位試験で、初段に合格しました。
「一般社団法人全麺協認定 素人そば打ち段位認定技能審査 初・二段位 いしかり認定会」(長いですね)が、2015年4月25日に石狩市のコミュニティーセンターで開催され認定会に参加しました。
2週間前に怪我した、右手の薬指と小指の包帯が前日(4/24/金)の午前中に取れ、傷口をテーピング、または、指サックで保護すれば、そばを打てる状態になり、試験に出場できることになりました。試験当日(本日)の試験会場での事前説明会にて、審査委員の方に、傷を見せて、傷口を指サックや綿の手袋で保護しての出場は可能であることを確認し、本当に出場できるということになりました。
2週間前に怪我した、右手の薬指と小指の包帯が前日(4/24/金)の午前中に取れ、傷口をテーピング、または、指サックで保護すれば、そばを打てる状態になり、試験に出場できることになりました。試験当日(本日)の試験会場での事前説明会にて、審査委員の方に、傷を見せて、傷口を指サックや綿の手袋で保護しての出場は可能であることを確認し、本当に出場できるということになりました。
話しは一日戻り、試験前日(金)の午後には、札幌新川そばの会の事務局長が、わざわざ新川そばの会の会場を、急遽開けるので練習しようというお誘いを受け、個別で手ほどきをいただき、様々な注意点をご教授いただきました。大変細かな注意が必要ですが、基本姿勢は、衛生+安全+スピード(麺にストレスをかけない)+姿勢(そばに対する、そばを打つことに対する、打っている様)ということであると思いました。本当に、ありがとうございました。
朝8時30分会場集合ですが、7時30分には着いてしまい、コンビニコーヒーを飲みながら、開場を車の中で待つ。
札幌新川そばの会の先輩諸氏の受験者(2段受検者)は、8時30分のすこし前に到着し合流。
私の出番は、開会式直後の第1番目でしたので、開会式前に出場の準備をするようにとの新川そばの会の方々の助言の下に準備開始。札幌新川そばの会の方々が、当日あった方が良い物をいろいろと準備下さいました。篩置き等をお借りし、いざ出陣。会場での準備も、皆さんが手伝ってくださり準備完了。
来年は2段に向けて頑張りま---s。
企業での人材育成の経験では、分かる、できるは全く次元の違う状況で、分かるはできるの必要条件で十分条件ではありません。「分かっているけどやめられない」とよく言います。その通りで、人は分かっていても出来るようになるには、大きな壁があるのです。禁煙できない、ダイエット失敗、ケタボから糖尿病になってしまったなどはその典型ですね。これらを解消するには、意識変容学習(Transformative Learning)というアプローチが必要です。今回の場合は、「分かったこと=本人が既に自覚」という構図なので、運動技能の向上に近く、練習すればできるようになるかなと考えられます。
そこで、残り数時間を実際やってみて、出来るようにしようということで、練習するという選択を行いました。明日の試験に、どれだけ間に合うか分かりませんが、とりあえずやってみようということで、事務局長と別れ自宅に戻って2回の追加練習を行いました。
1回目の結果は、50分かかってしまい、10分不足でした。
そこで、各作業を少し細切れにし、次のような時間設定を作成しました。
1.篩 1分
2.加水(1回目) 2分
3.加水(2回目) 2分
4.加水(調整) 1分
5.くくり 1分
6.手洗い 1分
7.練 2分
8.手洗い 1分
9.丸出し(地のし) 1分
10.丸出し(丸のし9 2分
11.四つだし 2分
12.肉分け&巾出し 1分
13.本のし 4分
14.たたみ 1分
15.切り 8分
小計 29分
16.片づけ 5分
合計 34分(6分の余裕)
そして、2回目の練習開始。
肉分けまでで、予定時間より2分経過で進んできて、まずまずな状況。
本押しに入った時に、指サックを引っかけ誤って麺体を切ってしまい、万事休す。本番でも何があるか分からないので、一応最後までやってみた。切り終えるまでの時間は、予定時間から10分多くかかり、既に39分経過。これでは間に合わない。しかし、3回目の練習時間はない。
そこで、今日の3回の練習で得た知見を整理し、時間内で終えるための方法を検討し、明日の本番にのための注意点を列挙した。
A)地のしは、均一に(圧、回数、方向)して、丸を維持する。
B)丸のしも、同様に細心の注意にて、均一を維持。最終的に、丸くかつ同一の厚さを作る
C)丸出しがしっかりできれば、その後の四つだし、肉分け、本のしが比較的楽に進むので余分な時間を回避しやすい。→ のしの律速段階は、「丸のし」だッダッlダッ。。。
D)本のしでは、麺体を傷つけないような細心の注意をする。特に、右手の指キャップが麺棒に引っ掻かるので、ゆっくり無理せずに対応する。
E)加水は、普段やるように素早く、かつ、大きく。(姿勢を正して)
F)各工程は、上記制限時間内で対応するが、ザックリと10分間隔で、加水+練、のし、切りとして30分でほぼ終われるようにする。
G)各工程での細かな注意点は、出来る範囲で対応する。
ということで、前置きが長かったけど、やっと当日です。
そこで、各作業を少し細切れにし、次のような時間設定を作成しました。
1.篩 1分
2.加水(1回目) 2分
3.加水(2回目) 2分
4.加水(調整) 1分
5.くくり 1分
6.手洗い 1分
7.練 2分
8.手洗い 1分
9.丸出し(地のし) 1分
10.丸出し(丸のし9 2分
11.四つだし 2分
12.肉分け&巾出し 1分
13.本のし 4分
14.たたみ 1分
15.切り 8分
小計 29分
16.片づけ 5分
合計 34分(6分の余裕)
そして、2回目の練習開始。
肉分けまでで、予定時間より2分経過で進んできて、まずまずな状況。
本押しに入った時に、指サックを引っかけ誤って麺体を切ってしまい、万事休す。本番でも何があるか分からないので、一応最後までやってみた。切り終えるまでの時間は、予定時間から10分多くかかり、既に39分経過。これでは間に合わない。しかし、3回目の練習時間はない。
そこで、今日の3回の練習で得た知見を整理し、時間内で終えるための方法を検討し、明日の本番にのための注意点を列挙した。
A)地のしは、均一に(圧、回数、方向)して、丸を維持する。
B)丸のしも、同様に細心の注意にて、均一を維持。最終的に、丸くかつ同一の厚さを作る
C)丸出しがしっかりできれば、その後の四つだし、肉分け、本のしが比較的楽に進むので余分な時間を回避しやすい。→ のしの律速段階は、「丸のし」だッダッlダッ。。。
D)本のしでは、麺体を傷つけないような細心の注意をする。特に、右手の指キャップが麺棒に引っ掻かるので、ゆっくり無理せずに対応する。
E)加水は、普段やるように素早く、かつ、大きく。(姿勢を正して)
F)各工程は、上記制限時間内で対応するが、ザックリと10分間隔で、加水+練、のし、切りとして30分でほぼ終われるようにする。
G)各工程での細かな注意点は、出来る範囲で対応する。
ということで、前置きが長かったけど、やっと当日です。
朝8時30分会場集合ですが、7時30分には着いてしまい、コンビニコーヒーを飲みながら、開場を車の中で待つ。
札幌新川そばの会の先輩諸氏の受験者(2段受検者)は、8時30分のすこし前に到着し合流。
私の出番は、開会式直後の第1番目でしたので、開会式前に出場の準備をするようにとの新川そばの会の方々の助言の下に準備開始。札幌新川そばの会の方々が、当日あった方が良い物をいろいろと準備下さいました。篩置き等をお借りし、いざ出陣。会場での準備も、皆さんが手伝ってくださり準備完了。
札幌新川そばの会の皆様に、改めて、感謝感謝です。指のケアのための手袋や、前出の篩置き、使用積みタオルの入れもの、その他諸々を準備いただき、ありがとうございました。本当に皆様方がご自身のことのように心配してくださり、ありがたいことです。
ということで、ホイッスル、ピーーーではなく、ブーーー。
始まってしまうといつも通りにやるしかないので、前日に立てた時間管理に基づいて順調に進めて行く。丸出しは少し歪み有で、四つだしでこれを補正することに。四つだしが結構うまくいき、のし時間も短縮。切りに入り、2束を切ったところで、時間が十分あることを確認。これが良くなかった。ここまでのリズムが崩れて、後半の切が雑になってしまった。新川そばの会での練習の際にも無いような、均一性の無い切り巾に???やはり集中が切れると良くない。
切り終えて片づけに入る段階で33分の経過なので、残り7分。十分間に合ったという、またまた、気の緩みが。全て片付け、前と横は完璧に片付いた。3回見回して大丈夫なので、カウントダウンまで待って、終了を宣言。
アッ、後ろのタオルが片づけられていない!!!
もうしょうがないですね。 案の定、新川の副事務局長に指摘されました。そうですよね、しっかり片づけないと。
このような経緯でしたが何とか終了することができました。
ということで、ホイッスル、ピーーーではなく、ブーーー。
始まってしまうといつも通りにやるしかないので、前日に立てた時間管理に基づいて順調に進めて行く。丸出しは少し歪み有で、四つだしでこれを補正することに。四つだしが結構うまくいき、のし時間も短縮。切りに入り、2束を切ったところで、時間が十分あることを確認。これが良くなかった。ここまでのリズムが崩れて、後半の切が雑になってしまった。新川そばの会での練習の際にも無いような、均一性の無い切り巾に???やはり集中が切れると良くない。
切り終えて片づけに入る段階で33分の経過なので、残り7分。十分間に合ったという、またまた、気の緩みが。全て片付け、前と横は完璧に片付いた。3回見回して大丈夫なので、カウントダウンまで待って、終了を宣言。
アッ、後ろのタオルが片づけられていない!!!
もうしょうがないですね。 案の定、新川の副事務局長に指摘されました。そうですよね、しっかり片づけないと。
このような経緯でしたが何とか終了することができました。
そして閉会式で、合格を言い渡されました。
長ーーーい、一日が終了です。
石狩の会長が総評で述べていた内容で書き留めておきたいことは次の内容。
・最初の段階で、粉をふるうのが先か、水の計量が先かというところに触れ、粉の状況を見て水を選択するという視点から、篩を先にすべきだという指摘をされていた。
・最初の段階で、粉をふるうのが先か、水の計量が先かというところに触れ、粉の状況を見て水を選択するという視点から、篩を先にすべきだという指摘をされていた。
本件、粉の状態を確認して水の量考えるという理由はもっともであると賛成。しかし、だからと言って、先にどちらを用意するかに直接結び付けることには反対。
最初の水量の測定は、それは最終的に入れる量を測っているわけではない。今日の700gであれば、300から400の間であろうというザックリの中で調整して最終的に水を入れているので、どっちを先に用意しても良いと思った。
計量した水を全て入れる、あるいは、決まった量目指して入れるということであれば、それは会長の言うとおりであるが、そんなことないですよね。
その日その場で水の量は変わるのでそれを感じながら水の量を選択していくところが面白いので・・・。。。
来年は2段に向けて頑張りま---s。
最後に、駐車場で北海道名人の保住さんと帰り際にお会いし、一度美唄に、遊びにおいでとお誘いを受けました。良い機会なので、一度伺いますと約束した。
人を評価するためには、評価基準を明らかにすることが最も重要点です。何故なら、教授システム学では、教育で最も重要なのは、ゴールを示すことと言われます。学習者が成人であれは、なおさらです。
しかしながら、全麺協の評価基準が明らかにされていません(簡単なものは示されていますが、全く不十分です)。受講者には、評価基準を知ることが学習を進めるために、最も重要なことです。
この視点からは、そばの昇段試験は、遅れてます。というより、教育に関する、専門知識がないのでしょうね。
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