札幌そば研究センター

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2015年3月28日土曜日

麺棒を購入しました。


昨年末に訪問し、お願いしていた麺棒です。
のし棒は、北海道ならでは「おんこの木(いちい)」にした。色合いがきれい、材質は大変良い木であること(何しろ、仁徳天皇がこの材で笏(しゃく)を作り木に正一位を授けたという一位ですので)、硬い木であることです。数年間乾燥させ歪みが今後出ないだろうという状態で切り出したとのことで、余りゆがまないというお話でした。




麺棒を購入。札幌新川そばの会の会員で、皆さんがお願いして作成していただいている、滝口さんから購入しました。直径は28mmで、長さは900mmを1本、ついでに、780mmという中途半端なサイズも購入しました。まき棒は直径30mm、長さ1100mmを2本購入しました。
こま板は、大きさが350mm×300mmで、かつらの木です。桐の木のこま板が多い中、広葉樹の桂にしました。物珍しいゆえお持ちの方は少ないという売り文句に飛びついたものです。

おんこののし棒、かつらのこま板と、部不相応ではありますが、麺包丁同様、良い道具を用いて後は腕だけという追い込み方も良いのかなと思います。こうすることにより、そば打ちがうまくいかない問題の帰結を、道具のせいにはできないので。。。

日本での武道、茶道や華道等々の「道」では、型から入り、型に終わるといわれています(たぶんですが。少なくとも空手はそう言われていました)。そば打ちは「道」なのか否かは、まだ全くわかりませんが、型を形作る道具も大切に使えるものを持ちたいという気持ちからであるかもしれません。

2015年3月19日木曜日

有次 の 麺切包丁に合う鞘を作成しました。

有次の麺切包丁を購入後、この包丁の刃を保護する鞘が無いかと探しました。札幌新川そばの会の諸先輩の中には、包丁に合った鞘をお持ちの方が居られたので、どこかで購入したのかと考え及んだ次第です。

ところが皆さん、ご自身で作成されたということです。皆さんすごいなと感心しております。
小職もチャレンジしてみようと思い立ち、ホームセンターに行き合板材を購入し、ホームセンターの工作室で作成してみました。しかし、合板ではよくないことが作ってみてわかりました。合板は表材と裏材と中材で出来ており(当たり前か?)、表と裏は薄いので、それらにヤスリをかけると中材が出てきてしまいます。これも当たり前といわれると、その通りですが、材料を購入し作ってみるまで何とかなるだろうと思っていました。やはりよろしくないです。失敗でした。899円が無駄になってしまった!!
なぜ、合板を選んだかというと、薄手の板はそれしかなかったからです。後でお店の方に伺ったのですが、一枚板は薄手になると歪むので扱っていませんというお話しでした。

そこで、薄手の一枚板を探しましたが、札幌の他のホームセンターでも、ちょうどよさそうな板を探せませんでした。次に、行ってみたのが東急ハンズ札幌店でした。厚さ5mmの薄い1枚板を販売していました。この板も、歪むことは避けられないということでしたが、他になかったのでこれを購入しました。
ちょうど良い大きさに切断し、張り合わせ、仕上げに紙やすりをかけ、柔らかさを出してみました。

取り敢えずは、これを使用し、ゆくゆくは他の木材で作り直そうと思っています。


一応、鞘に収まりました。
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鞘から出したところ

2015年3月6日金曜日

有次 麺切包丁が届く

京都有次の麺切包丁が届きました。先日電話でオーダーした有次です。
写真
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麺切包丁の重量:800g
柄の重量:50g
総重量:850g
刃渡り:1尺1寸(33cm)
「有次上」 と 「一期匠早川」が刻まれています

 電話で依頼した際に、包丁重量800gから1100gまで揃っていましたが、最も軽量のものをオーダーしました。先輩諸氏の話では、650gから750g程度が扱いやすいというお話でしたが、最も軽量のもので800gでしたので、それをお願いしました。
 素材は、青銅2(上製)と白銅2(特性)がありましたが青銅です。まだ、こんな良い道具に見合うような腕ではありませんが、道具は良い物を用意し、後は腕次第ということで、自らを多少追い込んでいます。
 有次さんに依頼の電話をした際に、札幌新川ではまだどなたも購入いただいておりませんというお話でしたので、最初に有次を持つことになります。有次を知ったのは、著書「有次と包丁」でした。この中で、有次での麺切包丁を製造する経緯が記載されています。
 色合いの良さ、切れ味は言うまでもないと思います。シンプルな形状は、Webで検索すると登場する最近の麺切包丁とは異なり、「包丁という形状」に「包丁の柄」を付けた至ってシンプルなものです。包丁を作る職人が麺切包丁を作るとこうなるのか?という形状です。




参考図書
2014 江 弘毅 有次と包丁 新潮社

2015年3月2日月曜日

浅草 合羽橋道具街

 先週末(2015年2月28日(土))に浅草合羽橋道具街に行った。目的は、麺切り包丁とウェアを探すことと、もう一つは、新川そばの会の名人の神指さんからのオーダーで、ケミカルオイルを購入することである。
 麺切包丁のお店をネットで探すと、鍔屋やユニオンというお店が出てくる。そばの会の方に伺うと、鍔屋はやはり有名なようである。包丁は、持ってみて良いと思ったものを買ったほうが良いよ、今回良い物が無くても幌加内そば祭りには多くの道具屋さんが来るのでそこでも買えるという教えを胸に、目指せ、合羽橋道具街。
 日曜日はお休みの店がほとんどであるが、包丁屋、サンプル屋(料理サンプル)等の数店が店を開いていることを確認して出かけて行った。以前ぶらっと合羽橋道具街を歩いたことがあるが、目的を持って行くのは初めてである。お目当ての鍔屋に着くまでに、3軒ほどの包丁屋さんを覗き行き着いた。Netでは、麺切包丁が沢山展示してあり、お店の方も親切にいろいろ出してくれて、ゆっくり品定めできるということであった。うーむ。着く早々そのイメージは崩れた。外国の方を含めて、小さな店に多くの方が来店しており、麺切包丁より他の包丁のお客さんが沢山居られた。比較的若い方が、料理包丁を探している。麺切包丁は何処かと探すと、入り口に近いところに一列展示されていた。お店の方に話しかけるが、なんだか面倒くさそうでそれ以上聞くのを止めた。向かいのユニオンではゆっくり見せたいただき、お話を伺うことができた。また、来た道すがらにあった他の店でも色々と聞いてみた。これらのお店の方が、ゆっくり話を聞けるし、ゆっくり品定めができる。結局、これというのが見つからずに、合羽橋での購入は、先輩の教えの通りにやめることにした。
 もう一つの訪問目的の、ケミカルオイル(のし棒のメンテナンス用)は、鍔屋の向かい隣の、「そばさろんやぶきた」で購入できると聞いていた。鍔屋の帰りに寄ろうと思い、ネットで事前に情報収集し休日も営業していることを確認していた。しかし、お店が無い。よくよく見ると建物の上の方に小さく」やぶきた」の文字。ここがそうかと思ったが、閉まっている。「えッ、休日やっているのでは?」無いのか?鍔屋に続き、ここも期待外れ!! 隣のユニオンにもう一度行き、やぶきたさんはやっていないんですね?とうかがってみると、「店を閉めたよ」と言われた。それから、他の空いているお店でケミカルオイルを置いているか聞いてみたが、一軒も置いている店が無かった。
 結局、この日は包丁が見つからず、オーダーのケミカルオイルも買えずに憧れの合羽橋道具街を後にした(ウェアは購入できたが)。
 その後、浅草から行き慣れた日本橋に向かい、包丁の木屋を訪ね、ついでに高島屋に行ってみた。高島屋で、京都の「有次」が京都以外で唯一店を出しているので行った見ることにした。有次については、「有次と包丁」という本が出版されているので、その存在は知っていた。店に有る物を持たせてもらったが、結句しっくりくる包丁。しかし、本数を置いていないので、良ければ取り寄せますということを伺い、その日の包丁購入ツアーは終了した。有次については、また後日に触れたい。