京都有次の麺切包丁が届きました。先日電話でオーダーした有次です。
麺切包丁の重量:800g
柄の重量:50g
総重量:850g
刃渡り:1尺1寸(33cm)
「有次上」 と 「一期匠早川」が刻まれています
電話で依頼した際に、包丁重量800gから1100gまで揃っていましたが、最も軽量のものをオーダーしました。先輩諸氏の話では、650gから750g程度が扱いやすいというお話でしたが、最も軽量のもので800gでしたので、それをお願いしました。
素材は、青銅2(上製)と白銅2(特性)がありましたが青銅です。まだ、こんな良い道具に見合うような腕ではありませんが、道具は良い物を用意し、後は腕次第ということで、自らを多少追い込んでいます。
有次さんに依頼の電話をした際に、札幌新川ではまだどなたも購入いただいておりませんというお話でしたので、最初に有次を持つことになります。有次を知ったのは、著書「有次と包丁」でした。この中で、有次での麺切包丁を製造する経緯が記載されています。
色合いの良さ、切れ味は言うまでもないと思います。シンプルな形状は、Webで検索すると登場する最近の麺切包丁とは異なり、「包丁という形状」に「包丁の柄」を付けた至ってシンプルなものです。包丁を作る職人が麺切包丁を作るとこうなるのか?という形状です。
参考図書
2014 江 弘毅 有次と包丁 新潮社
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