札幌そば研究センター

2015年12月30日水曜日

(記録)つゆ造り(7) 辛つゆ と 甘つゆ

2015年12月30日
辛つゆと、甘つゆを作りました。
甘つゆは、辛つゆを基にして、それをアレンジです。

今回のだしは、本枯節だけでなく、宗田節、鯖節、ムロアジを用いた、大西を参考にしたものの第2段です。前回とはかえしが異なります。

年越しそば用に、ご近所さまと家族のために、切れの良いつゆではなく、今はやりの旨みが残るつゆを選択です。甘つゆにはこちらの方が合うと思いますので、こちらを選択しました。

最初は、甘つゆ用(4種のだし)と、辛つゆ用(普段造る本枯節のみ)のニ種類のだしを作成しようと思っていたのです。しかし、お願いしていた本枯節が、厚削り、または、中厚削りだと思っていたのですが、袋を開けてビックリ薄削りでした。和風だしにはもってこいの本枯節の花かつお節です。そばだしを引くには薄削りでは難しいので、家に残っていた本枯節で引けるだし量を考えると、どちらか一種類しか作成できなくなったという次第でした。


<だし>
材料:
 鰹節      50
 宗田鰹節   50
 鯖節      50
 ムロアジ   40
 始の水量     3000 ml
 上がり水量 2150 ml
 歩留り     71.7%
 鰹比率     8.8%
 


  抽出時間    45分
<かえし>
材料
 醤油/生醤油/安藤醸造        1000 ml
 砂糖/きび本搾り砂糖/中日本氷糖㈱ 190 g
 味醂/九重櫻/九重味醂株       220 g
 純米酢/米酢/ミツカン          100 g
1カ月以上寝かしたかえしです

<辛つゆ>
だし        1200ml
かえし       400ml

<甘つゆ>
だし         950ml
昆布だし      450ml
かえし        150ml
酒           50ml
味醂         少々

甘つゆ と 辛つゆ

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