札幌そば研究センター

2015年12月17日木曜日

そば紀行(3) 仙台市 山がた

仙台市の蕎麦店、「山がた」に10名ほどで伺いました。

仙台市の広瀬通と勾当台通りの間にあるお店です。店主は、会社を辞めたのちに足利の一茶庵で修行され、お店を持たれたそうです。
そば粉は、山形の最上早生を使用し、製粉は製粉所に依頼しているそうです。つなぎは二八で加えているとのことです。そばは、今回は大勢でしたので「板そば」で出されましたが、普段は、もりそばでの提供のようです。

そば前には、小松菜のお浸し、卵焼、そば味噌が供されました。また、海鞘の三種盛りとして、生海鞘、海鞘酢、海鞘天ぷらが出されました。海鞘の天ぷらは、初めて食しましたが、何とも言えない食感で美味しかったです。
そばは、「最上早生 でわかおり」の新そばを使用しているそうです。香りはありますが、喉越しと味はつなぎに引っ張られるので、二八そば特有のものになります。つゆは、昔の一茶庵の味とは異なり、オリジナルではないかと思います。
蕎麦前の料理にも積極的に取り組まれているとのことで、海鞘の天ぷらはその表れではないかと思いました。




海鞘 三種盛り

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