札幌そば研究センター

2015年12月28日月曜日

山形県大石田町 来迎寺在来種そば

2015/12/29 

山形県大石田町のきよそばでいただいた来迎寺在来種を、生粉打ちしていただいた結果報告です。
結論は、来迎寺そばは、そばの香り、味ともに大変良いそばでした。

最初は、キタワセ種を頂くときと同じ時間で茹でました。すると、キタワセに比べて少し硬めに仕上がりました。そのため、噛む回数が少し増えます。味と香りを感じますが、それほど味と香りが良いとは思えませんでした。
ところが、息子が歯が痛いと言うので、普段より軟らかめに茹でて欲しいというので、少し長い時間茹でて、麺を柔らかす仕上げてみました。すると、「このそば美味しいね?」という反応でした。普段は、硬く茹でたそばが好きな人ですが、面白い反応でした。そこで、少し食べてみると、硬さは左程柔らかくなっていませんが、味と香りが別物でした。美味しいそばに変身です。

来迎寺在来種のそばは、キタワセ種に比べて、少し長めに茹でたほうがそばとして美味しさが増すようです。この点を考えると、少し厚めにのした方が美味しいそばとしていただけるのだと理解でしました。山形の3店の蕎麦屋さんでは、このそば粉を少し太めに仕上げていた理由は、この辺にあるのかもしれません。

きよそばよりいただいた、来迎寺在来種生粉打ち


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