場所:新得町公民館
6月18日(土)14時に札幌を出発し、新得町へ向かいました。16:30頃に新得町に到着、新得町公民館では、迷人戦の途中でした。「迷人戦」は、そば粉の計量、打粉の使用料、そば打ち時間、屑蕎麦の量がKPIとなり、それらの総合点で順位が決定されます。部門賞もあり、それぞれの優秀者には商品が授与されます。実はこの内容を知ったのは、その後に行われた懇親会での「迷人戦」の成績発表の席でした。例えば、計量部門に優秀者が計測したそば粉は、基準の1kgと同一量でした。ピッタリと言うことです。参加者を見ると、北海道のそば打ち会の猛者たちが参加しており、指定された打ち方にてそば打ちをしたようです。
この日は、その他に団体戦も開催されたそうで、前述の懇親会で盛大に成果発表が行われていました。
懇親会会場は、サホロリゾートホテルで行われました。着席でビュッフェスタイルでしたので、乾杯後は、ペコペコのお腹を満たそうと、皆さん必死でした。並べられた料理は15分ほどで無くなりました。サラダのみが少し残ったという状況でした。皆さん、本当によく食べ良く飲まれていました。
懇親会後には、2次会派とそば打ち練習派に分かれ、夜の12時までそれぞれが楽しんでいました。
6月19日(日)いよいよ初名人戦予選会への参加です。段位試験を2回受けた時のように、皆さんが見ているところでのそば打ちです。参加者名を見ると、北海道だけでなく大阪や関東からも参加者があり、それぞれのそば打ちの会会長や色々なところでデモ打ちする方や、主任の指導者クラスの方々が参加して真剣勝負という大会です。参加者は全麺協の段位は3段位以上の方で、2段位は私だけでした。
私は2組目でした。1組目の予選会の張り詰めた会場の空気が緊張を誘います。大勢の方が見守る中で12名の方が一斉にそばを打ち、その物音以外の音は一切聞こえてきません。会場内の全てのヒトがそば打ちに集中しているという状況です。午前中に行われた、段位試験ではなかった、異常な緊張感が会場を包んでいます。これはすごいなと言う感じです。参加者の必死さが伝わりあります。
いよいよ初参戦です。先日の2段位試験とは異なり、気持ちよい緊張感でした。楽しんでやれそうな、かつ、真剣なそば打ちと言う感じです。
水回しは約6分で終了し、順調な滑り出しでした。問題の丸のしも練習ではできなかった、丸を意識してのす回数や圧を変えるということが少しできたので、歪みは無く終了。順調、順調です。時間もタップリ。四つだしは予定通りのサイズにて、ほぼ四角に出せました。肉分けをすれば終了できそうというところでした。ここで、一安心してしまいました。時間にも余裕があるのが分かっていたので、本のしで細かなところにまで手を回し、かつ、いい気持ちでのしていましたので、のし過ぎになっているのに気づきませんでいた。気付くと予定の大きさを大きく上回るサイズに。かつ、時間を気にせずのしていたので、残り時間が7分しかありません。あまりに順調で、というより、普段より良い出来でしたので、気持ちよく時間を使っていたようです。ここからが大変でした。のし過ぎ=麺体が大きい=切るのが大変です。麺が薄いので、切り巾も細くなります。それを回避しようとすると平麺になります。かつ、時間がありません。5分で切り終えないと。これまでの時間が何だったのかと言うほど、急に忙しくなりました。何とか切り終えましたが、無茶苦茶に乱れています。
またまた、新たな課題です。切る作業を正確に、かつ、早く切れるようにしておく必要があります。今回は40分でしたが、30分が本番ですし、予選会でも35分という会場もありますので。
とは言え、初挑戦は無事修了でした。このチャレンジで、丸のしのコツがほんの少し感じ取れました。また、のす作業が格段に上達したように感じています。のしでは、K名人から右手だけでのしてみなさいと指導を受けていましたが、私は左手も使えることがわかりました。右手よりも左手の方が力が入らずに「回しのし」ができるようです。本日の予選会では、のす手順、端の揃え方等々、全くできなかったところが修正されていました。課題も見つかりました。丸だしの練習に一層励みます。のしの基本です。また、、新たな目標として、切りの正確性と速度を向上させなければなりません。
本年度の全国名人戦の予選会はこれが最後と思っていましたら、7月に紋別で会が開催されるそうです。その申し込みをされている方が多くおられました。皆さん、紋別にも参加されるようです。皆さんは、行くからには団体戦等や迷人戦等にも参加されるのですね。
・・・、私も参加しようかな・・・?? 何かあると、少しずつ成長しているのが実感できるのですよね。。。
新得町にはチーズの美味しお店(共同学舎新得農場)があります。世界も認めるチーズなどがあるので、帰りに寄ってみました。美味しいチーズをGetし家族へお土産です。
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