札幌そば研究センター

2016年6月5日日曜日

そば打ち記録(47) 札幌新川そばの会

2016年6月4日(土)

天候;晴れ
気温;18度(すこし寒いくらいです)

今日も朝早めに家を出て、札幌新川そばの会のある新川駅近に向かいました。札幌新川そばの会の定例の開催は、第2,3,4土曜日でしたが、第1土曜日も会員向けに開放されることになりました。

今日の課題は、前回同様に「丸のし」と、「真直ぐ包丁を落とし、同じ幅で切り進む」ことです。

本日の教室のそば粉が「レラの香り」と言うことでしたので、まずはレラの香りで自宅用を先に打ち、その後時間の許す限り、幌加内から届いた練習粉(全麺協三段用練習粉)で1kgの生粉打ち練習です。

先週の札幌新川そばの会の花見の会で、色々とお話しすることがあり、折角の練習なので、生粉打ちで練習するということにしました。生粉打ちを極めることが究極の目標である、日本一美味しい蕎麦を打つということの近道だということを再認識しました。
究極のGOALの過程で、いくつかのマイルストンがあり、それらは、幌加内の北海道名人、全国名人、生粉打ち名人や全麺協の段位認定等です。これらは、生粉打ち名人以外は全て二八そば打ちです。しかし、二八の練習をしなくても、生粉打ちができれば二八は簡単です。先日の二段位試験があり、その後に新たな目標設定も設定しました。これらが全て二八でしたので、二八で練習しておこうかということになっていましたが、これらの練習を全て生粉打ちでやろうと決めました。大会前の大会用の練習粉による練習は別として、通常の練習は生粉打ちにします。

最初に、教室のレラの香りは、そば粉1kgに水が460mlほど入りました。
丸出しで「丸」が歪みました。先々週から丸出しがうまくいきません。
先週も指摘されたので、「少しずつ、一定のリズムで真ん中だけのす。」「一定とは言え、状況を見て、既に薄いところは飛ばす。」「この繰り返しで、勝手に丸くなる。」という教えを胸に、ゆっくりと少しずつ圧を加えていきますが、ダメです。
この後も、2回練習しましたが、どうも上手くいきません。圧のかけ方が一定でないことが最大の原因なのだと思いますが、本人は一定のつもりでのしてます。直径50cm程度まではそれらなりに丸ですが、その後のし進めると歪んできます。よって、この間が問題なのですね?!!
本課題は、今回も解決されないまま教室を後にすることになりました。

もう一方の切ですが、前回同様に「モスラチェック」を所々に入れながら、スピードアップの練習です。スピードを上げたほうがリズム感が良いと感じました。しかし、そうするとモスラチェックがボロボロになります。特に切り巾の取り方にバラつきが見られるので、包丁の傾き量に差が出るということです。

2回目は、幌加内の練習粉1kgを生粉打ちです。乾燥している粉なので、水は530ml入りました。初めての粉なので、少しだけ水を制限して(少なめで)試し打ちにしました。多少割れますが、そばにならないという粉ではありませんでした。
この練習粉での課題も同じです。丸のしと切りの課題を改善する練習でしたが、なかなかうまくいきませんでした。
3回目は、2回目のそばを打ち直しました。打ち直しでは、切れやすい粉になりますが、その分注意が必要になるので、良い練習になりました。これは、良い練習になります。打ち直しの蕎麦が、切れずに、割れずにきれいな蕎麦になるように打つには、細心の注意が必要なので、良い練習になりそうです。

前回同様、切りのモスラチェック。




0 件のコメント:

コメントを投稿