札幌そば研究センター

2015年11月1日日曜日

(記録)つゆ造り(6)

今回は2種類の返しを用いて、本枯れ節だけでひいただしとのつゆ造りを行った。


<共通のだし>
材料:
  本枯れ節 200
  始の水量 3000 ml
  上がり水量 1700 ml
  歩留り 56.7%  
  鰹比率 11.8%  
抽出時間;1時間

<つゆ①>
以下の返し1に対して上記だしを3で造る
醤油/天然醸造/株HAVE札幌市場販売 720ml
砂糖・洗双糖/サトウキビ/種子島産:株HAVE札幌市場販売 145g
味醂/九重櫻/九重味醂株 162g
蜂蜜 35g

<つゆ②>
以下の返し1に対して上記だしを3で造る
醤油/生醤油/安藤醸造 1000ml
砂糖/きび本搾り砂糖/中日本氷糖㈱ 180g
味醂/九重櫻/九重味醂株 200g
蜂蜜/そば蜂蜜 50g
純米酢/米酢/ミツカン 80g

つゆ①は、これまで何度か作成してきたつゆとほぼ同様の味で、裏切らないなかなか美味しいつゆが完成。並そばに合うつゆです。
つゆ②は、深みがあり、複雑な味です。作成途中の味見では良い味と思ったのですが、冷めた後の味は、少し失敗かなと思いました。ところが、1日置いたつゆは、大変深みがあり何を用いて造ったつゆなのかを判明できないような味わいで、これがなかなか美味しく変身していました。粗挽きのそばとか、玄蕎麦入りのそばに合いそうです。

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