札幌そば研究センター

2015年6月20日土曜日

そば打ち記録(10) 

2015/06/20/Sat.

札幌新川そばの会
天候:曇り
気温:22℃

ソバ:石狩郡厚田産きたわせ
1.5kg生粉打ちの3回目の挑戦


1か月前に挽いたそば粉があり、それを用いての挑戦。
水回しもいい感じで、故意にまとめなくても自然に纏ってきたので、これで良いと先に進みました。
のし始めると、麺体がボロボロに、麺体の裏側はボツボツがある。
このまま進んでも麺にならないということで、再度捏ねに戻り、水を加えて再挑戦。
回りの皆さんは、今日挽いた粉なので、何も問題なく先に進んでいます。

水を結構加えて、煉りなおし、のしてみると、前回同様に麺体があちこちで切れてしまうので、このまま打っても麺にならないので、再度煉りに戻り、水を加えて悪戦苦闘。
やっと何とかなるところまで来て、麺体をのすことはできたが、麺体には水気が浮いており、麺棒が麺体からの湿気で、回らない。濡れタオルと乾燥したタオルで麺棒を拭きふき何とか一定の厚さにのすことができた。今度は、麺が湿っているので、巻棒に巻いた麺体がくっつきボロボロに。もうこれ以上元に戻っても、結果に変わりが無いと思いそのまま切り、やっと完成。
ここまで苦労したのは、そば打ちを始めて初体験でした。

古い粉は厳しいということが分かりました。粉が乾燥し相当水を入れないと水が足りないのだと思います。粉の組成は変わらないと仮定すると、乾燥により粒子の中まで水が入らず、表面だけに水が存在し、時間を置くと水が足りない状況になるのかもしれません。
そもそも、使用した粉が、1か月前に挽いた粉で室内保存でした。冷蔵庫に入れておけば、多少はもつよということだったのですが、冷蔵庫でなくても大丈夫だろうと思ったのがいけなかったのかもしれません。冷蔵庫の野菜室は、保湿もしますね!!室温は、札幌ではこの一ヶ月は高めの日が多かったので、相当保存状態が悪かったのかもしれません。

最終的には、この問題のそばも、口の中に入ったのです。
麺が切れますが食べられないということはなく、いも天とおろしでいただきました。

来週は、挽きたてで再チャレンジです。



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