札幌そば研究センター

2018年4月23日月曜日

そば打ち記録(76) 1.5kg生粉打ち練習 

1カ月ぶりのそば打ちです。
自食の蕎麦はまだありますし、さし上げる約束をしていないので、久々ですが練習に徹することにしました。

1.5kg生粉打ちでの練習です。昨年のそば粉で、あまり保存状態のよくない厚田産そば粉で練習です。2回実施し、その後にもう1回再生そばでの練習と、3回練習しました。午前中だけですのでこれが限界です。

練習テーマは、四つだしの際に前後に転がすことで、より角を出すという作業を練習してみました。1か月前に教えていただいた方法で、麺棒を前後に動かしながら角を出していく方法です。

実際にやってきましたが、歪みが多くなり、角の作りがバラバラになってしまいました。ただ単純に力を加えずに回す方法の方が時間はかかりますが簡単です。これは大分練習しないと丁度良い出し方は出来ないなという感想でした。切りは太さを揃えて太めに切る練習をしました。

のしはムラがありました。
また、切り終えた麵の置き方が悪いのできれいにそろいません。課題の多い練習になりました。
また、2種間ほどそば打ちできませんので、3週間後に再チャレンジです。

2018年4月8日日曜日

新しい麵 たかむら麵 秋田発

秋田で江戸料理を提供する「日本料理 たかまむら」の高村さんが開発した「たかむら麵」をお土産用にして販売しています。秋田空港ANA FESTAの人気No1商品でもあるようです。

『たかむらギフト』を転載(秋田味商HP;http://www.ajisho.jp/SHOP/TM-10.htmlhttp://www.ajisho.jp/SHOP/TM-10.html
  • 秋田市の閑静な住宅地に佇む日本料理たかむら。店主の高村宏樹氏は江戸料理の名店として知られる東京・目白の「太古八」で修業を重ね、24歳の若さで板長を任される。28歳で独立を考える中「看板に頼らず挑戦したい」と1999年、故郷の秋田市内で「たかむら」を開業。「秋田発の最高の日本料理を目指したい」という高村氏の創り出す繊細な料理に地元客はもとより国内外からも美食家達が訪れている。飲食店レビューサイト「食べログ」では北海道・東北エリアでナンバー1の点数を獲得(29年4月調べ)、予約の取りにくい会員制の店としても知られている。また、2016年には農林水産省が認証する料理人顕彰制度「料理マスターズ」を受賞。2017年5月から運行予定のJR東日本の豪華クルーズトレイン「四季島」の料理人としても選出され、日本を代表する料理人の一人と評価されている。そんな「日本料理たかむら」の味をご家庭でお楽しみいただけるのが「たかむらギフト」です。本品「たかむら麺・比内地鶏と鰹のつゆ~柚子風味仕立て~」は、たかむらオリジナルの「たかむら麺」とつゆをセットにした二人前のセットです。

先日「日本料理たかむら」に伺った際に分けていただいた麵を茹でてみました。
平麺にぎばさが練りこまれています。もりそばでいただいてみました。

そばではなく、うどんでもなく、ラーメンの麵でもない新しい麵というカテゴリーが、まさしく「たかむら麵」の位置づけであることを確認しました。

これほどののど越しの良い麵はないし、食感も独特です、何に似ているというのではない独特の食感です。あえてこんな感じというのを言葉にすると、「稲庭うどんにこんにゃくを加えて練り上げたような食感で、そばのように茶色く星が入ったしっかりとした麵」とでもいうようなものでしょうか?


高村さんにいただいた、たかむら麵の調理例にある、たらこカルボナーラにも合うというのが頷けます。たぶん、乾麺のパスタ用の麵より美味しいのではないかとも思われます。
この食感はその他のどの麺料理にでも合うのではないかと思えます。これを細麺にしてトンコツスープのラーメンでも良いのでは?という感じの独特の食感の麵です。

次回は、パスタ代用として試してみます。